基礎知識

商品デザインからプロダクトデザインへ!製品開発5つの手順

「自社の販促キャラクターを作ってSNSで活用したいけれど、デザインの手順が全くわからない」 「専門的な製品開発のプロセスを、知識のない自分がひとりで進められるのだろうか」

BtoB企業の広報やマーケティング担当者として、初めてグッズ製作を任された際、何から始めればいいのかと立ち止まってしまう方は非常に多いです。特に、平面のイラストや漠然としたアイデアを、立体的な「製品」として形にするプロセスは、専門的でハードルが高く感じられるかもしれません。

しかし、製品開発の流れをいくつかのステップに分けて理解すれば、決して恐れる必要はありません。

本記事では、初心者がつまずきやすい「商品デザイン」と「プロダクトデザイン」の違いを解説し、アイデアを具体的な形にしていく製品開発の5つの手順をご紹介します。専門知識がなくても不安なく進められるポイントをお伝えしますので、ぜひ企画の参考にしてみてください。

商品デザインとプロダクトデザインの違い

製品開発の手順に入る前に、まずは「商品デザイン」と「プロダクトデザイン」という2つの言葉の違いを整理しておきましょう。この違いを知ることで、自分が今どの段階で悩んでいるのかが明確になります。

一般的に「商品デザイン」とは、商品の見た目やコンセプト、ターゲットに与える印象など、視覚的な魅力やアイデアを形にするプロセスを指します。たとえば、「自社の工具をモチーフにした、青くて丸いキャラクター」といったアイデアやラフ画を考える段階がこれに当たります。

一方で「プロダクトデザイン」とは、その商品デザインのアイデアを、実際に量産できる「工業製品」として設計するプロセスです。ぬいぐるみを例にすれば、どのような生地を使うか、安全基準を満たしているか、縫製しやすい構造になっているかなど、品質や生産性、実用性を考慮して立体へと落とし込んでいく段階です。

つまり、グッズ製作は「アイデアを魅力的な商品デザインにし、それを実現可能なプロダクトデザインへと変換していく流れ」と言えます。この変換作業をプロと協力して進めることが、製品開発成功の鍵となります。

製品開発を成功に導く5つの手順

ここからは、実際にグッズやキャラクター製品を作る際の具体的な流れを、5つの手順に分けて解説します。全体像を把握することで、次に何をすべきかが見えてきます。

手順1:企画・コンセプトの設計 まずは、「なぜこの製品を作るのか」「誰に届けたいのか」を明確にします。BtoB企業であれば、「展示会で名刺交換のフックにしたい」「SNSで親しみやすさをアピールしたい」といった目的があるはずです。この軸がブレないように言語化しておくことが、すべてのプロセスの土台となります。

手順2:アイデア出しと商品デザイン コンセプトをもとに、具体的な見た目のアイデアを出していきます。ここでは完璧なイラストを描く必要はありません。「こんな雰囲気がいい」という参考画像を集めたり、簡単な手書きのメモを作成したりするだけで十分です。ターゲットに好まれる色や形を想像しながら、自由に発想を広げてみましょう。

手順3:プロダクトデザインへの落とし込み まとまったアイデアを、実際に生産できる形(プロダクト)へと設計していく段階です。平面のイラストを立体の3面図に起こしたり、使用する生地の質感やサイズ感を決めていきます。このプロセスは専門的な知識が必要になるため、自社で抱え込まずに製作会社のサポートを受けながら進めるのが一般的です。

手順4:サンプル(試作)の作成と修正 仕様が固まったら、実際に工場でサンプルを作成します。出来上がった試作品を手に取り、「思っていたよりもサイズが大きい」「もう少し明るい色にしたい」といった修正点を洗い出します。納得がいくまで工場と調整を重ね、最終的な量産モデルを完成させます。

手順5:量産と品質確認 サンプルにOKが出たら、いよいよ量産プロセスに入ります。指定した数量を生産し、検品を行って品質に問題がないかを確認したうえで納品されます。これで、あなたのアイデアから生まれたオリジナル製品が世に出ることになります。

失敗しないデザインプロセスのポイント

初めての製品開発において、プロセスを失敗させないための最大のポイントは「初期段階で一人で悩みすぎないこと」です。

多くの方が、手順2の「商品デザイン」の段階で、「もっと完璧な図面を書かなければ業者に依頼できない」と勘違いして作業をストップさせてしまいます。しかし、プロの視点から見ると、素人が無理に作成した複雑なデザインは、後の「プロダクトデザイン」の段階で生産不可能となり、結局イチからやり直しになってしまうことが少なくありません。

デザインプロセスをスムーズに進めるためには、完璧な企画書やデザイン画を用意することよりも、アイデアの方向性が見えた段階で早めに製作会社に相談し、専門家の知見を取り入れながら一緒に形にしていくことが重要です。

OEM企画室の「伴走サポート」で企画から相談

とはいえ、「まだデザイン案も固まっていないのに、業者に相談してもよいのだろうか」と遠慮してしまう方もいらっしゃるでしょう。

OEM企画室では、初めてグッズ製作を担当される方のそうした不安を解消するために、アイデア出しの段階から気軽に相談できる「伴走サポート」をご用意しています。手書きのラフ画や「こんな雰囲気のキャラクターを作りたい」という漠然としたイメージさえあれば、企画からプロダクトデザインへの落とし込みまで、担当者が一緒に考え、形にするお手伝いをいたします。

また、グッズ製作でネックになりがちな「大量の在庫リスク」についてもご安心ください。OEM企画室では小ロット製作が可能であり、ぬいぐるみであれば5体からの「極小ロット」に対応しています。まずは少ない数でスモールスタートを切り、SNSでの反応を見ながら展開を広げていくといった柔軟な対応が可能です。

さらに、工場と直接連携しているためレスポンスが早く、進行中に生じた心配事や疑問点にもすぐにお答えし、細かな調整を行うことができます。専門的なプロセスも、私たちがしっかりとサポートいたします。

まとめ:まずは壁打ち相談でアイデアを形に

商品デザインからプロダクトデザインへと進む製品開発の手順は、一見すると複雑で難しそうに感じるかもしれません。しかし、全体の流れを把握し、適切なタイミングでプロの力を借りることで、専門知識がなくてもスムーズに進行させることができます。

「自社のキャラクターを作りたい」「SNSで話題になるグッズを作りたい」という想いがあるのなら、ひとりでプレッシャーを抱え込む必要はありません。

OEM企画室では、企画書やデザインが固まっていなくても、まずはアイデアの原石ベースでお話を伺う無料の「壁打ち相談」を受け付けております。

ぬいぐるみ5体からの極小ロット製作や、きめ細やかな伴走サポートで、あなたの初めてのグッズ製作を全力でバックアップいたします。どんな小さな不安や疑問でも構いませんので、まずはお問い合わせフォームより、お気軽にお声がけください。一緒に魅力的な製品を作り上げましょう。

OemPlanner

2007年より、服飾雑貨のOEM業務を行っています。 テキスタイルのみならずバッグやアクセサリー、インテリアなど幅広く対応し数多くの実績があります。

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